第2回〜第4回ブックショートアワード / 優秀作品
アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」による文学賞「ブックショートアワード」にて、第2回(2015年度)、第3回(2016年度)、第4回(2017年度)の優秀作品(最終候補作品)に選出されました(第4回は木江恭氏との合作)。
俳優の別所哲也氏が1999年に創設した映画祭「SSFF & ASIA」。「ブックショートアワード」は、同映画祭主催の“パブリックドメイン作品の二次創作”がテーマの文学賞。作品は現在WEBで全文公開中です。
また、3作品とも同アワードの「原作開放プロジェクト」に参加中。SSFF & ASIAの「オフィシャルコンペティション」「地球を救え!部門」「CGアニメーション部門」への応募作品の原作として、本作を使用することが可能です。
【優秀作品】
- 第2回優秀作品『タランテラ』(『蜘蛛の糸』芥川龍之介)
ペットショップの昆虫コーナーに勤めるフリーター、カンナ。密かに小説を書き続ける彼女は、南米産の巨大蜘蛛と今日も働く。 - 第3回優秀作品『REBOOTER / リブーター』(『変身』カフカ)
ある朝目を覚ますと、“虫人間”=「仮面ライター」に変身してしまったニート兼声優オタク・大下カズト。超人的な力を手にしたカズトはとりあえずアルバイトを始めてみるのだが…… - 第4回優秀作品『カウント・オン』 (木江恭氏との合作/「20」にまつわる物語)
- 3倍の速度で拍動する心臓を持つ、F型指定難病「SCAT」患者たち。哺乳類の生涯鼓動数はおよそ不変であることから、彼らの寿命は非患者の1/3程度だと考えられている。SCAT患者の京太郎は放浪の末、五輪区画整理後の新宿で少女・イツカと出会う。
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