アットホームアワード / 優秀作品

2016年9月、「アットホームアワード」にて3作品が優秀作品(うち1作が最終候補作品)に選出されました。


住まいや暮らしに関する短編小説公募プロジェクト「アットホームアワード」。不動産情報サービス「アットホーム」協賛による本賞では、「一人暮らし」「お隣さん」「ご当地物語」の4つのテーマから作品を募集。優秀作品は現在WEBで全文無料公開中です。


【受賞作品】

  • サンターナ99
    テーマ:ご当地物語(最終候補作品)
    大学入学と同時に、南の町でひとり暮らしを始めた「私」。関東から南西に900キロ離れたその地は、細くて硬いラーメンと、熱い強風が町に溢れる地方都市だった。そして町の浜辺にある野球場では、とある弱小チームが快進撃を続けている。
  • スクランブルス
    テーマ:二次創作
    祖母の遺したシェアハウスの管理人兼住人として暮らす紅子。大学生の雪絵と太郎、留学生のグレーテ、専門学生のヒナキと過ごすルームシェアの日々に、ある夜新たな住人がやってくる。
  • 64年のビオトピア
    テーマ:一人暮らし
    内見で一目惚れした物件に無事入居し、一人暮らしと大学生活をスタートさせた夏江。彼女の心を射止めたのは、1960年代に誕生した日本独自の浴室機構「ユニットバス」だった。
結城紫雄 / YÛKI Shion

校閲者/週末作家。1987年生まれ、福岡県出身。校閲事務所勤務の傍ら、WEBメディアへの寄稿やマンガ・テレビドラマの脚本などを手がける。2015年、国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」主催の文学賞「ブックショートアワード」第1回大賞受賞。